FDBモブラーの J46 チェア1脚 ビンテージ品　展示品のご紹介です。FDB/デンマーク生活協同組合連合会は1942年、デンマーク近代家具の父と言われる コーア・クリントが監修を担い「美しく、丈夫で機能的、しかも買い易い価格の商品を扱う」という厳しい条件のもとに家具部門が設立されました。 ボーエ・モーエンセンが初代代表、続いて2代目にポール・M・ヴォルタが就任、3代目はアイヴァン・A・ヨハンソンが就任するなど輝かしい実績を誇る デザイナー達が名を連ねています。デンマーク国民の5人に1人が購入したという逸話を持つヴォルタの「J46」チェアや、ウィンザータイプの定番となった モーエンセンの「J52」シリーズなど数々の名作が生み出されています。80年代に一部の生産を中止。約30年もの間、家具生産を縮小していましたが デンマーク国民の熱烈な支持を受け2013年についに再始動しました。ポール・M・ヴォルタが手掛けた「J46チェア」は、当時のデンマーク国民の5人に1人が持っているほどの人気を誇り 今もなおデンマークを代表する国民的チェアのひとつ。モーエンセンが初代FDBモブラー代表を辞める際に、モーエンセンの親友でもあるハンス・J・ウェグナーに推挙され 2代目企画デザイン担当責任者の大役についたのがポール・M・ヴォルタ。ハンス・オルセンの工房でも修行をしていた家具職人で、家具製作に非常に長けていたヴォルタは シンプルで加工しやすいスウェーデンのペグチェアの流れを汲み、J46をデザインしました。決して飾り気のあるわけではないスタンダートなその椅子は 「丈夫で、美しく、機能的、そして手軽な価格」というFDBモブラーの理念を体現した、まさに真骨頂とも呼べる一脚。オススメです。 ＜コンディション＞ ビンテージ品ですのでキズやスレなどありますが大変良い表情です。 ＜サイズ＞ 約幅460×奥行480×高さ800/Sh450mm　 伝票No.rtg182